サブラタの考古学遺跡の 解説・紹介
サブラタは、古代トリポリタニアの三都市のうち最西端にあたり、現在のリビアの北西端ザウィア /Zawia 市に位置しています。「航海と貿易の民」として地中海貿易を行っていたフェニキア人が建設した交易都市です。
中部アフリカの国々から、象牙、金、宝石、ダチョウの羽毛、あるいは奴隷などの交易を行う為に建設された都市です。その後、、2世紀、3世紀にローマ帝国の支配下におかれ、再建されています。
1?3世紀に建設された神殿、アゴラ広場、バシリカ、浴場、円形劇場などの遺跡が今も残されています。ことに円形劇場はアフリカでは最大規模といわれる壮大なもので、3層構造を保ってます。その他、ディオニュソスと同一視される酒の神リベル・パテル、イシス、セラピスなどに捧げられた神殿群などがあります。
また、ユスティニアヌス1世の治世下に建てられたバシリカ式教会堂も現存しており、北アフリカのローマ都市の住居群を華やかに彩ったモザイクの床板も残されています。
隣接する博物館に幾つかのサブラタの出土品が展示されていますが、残りはトリポリにある国立博物館に収蔵されています。
- 名称 / 英語名
- サブラタの考古学遺跡 / Archaeological Site of Sabratha
- 種別
- 文化遺産
- 登録基準
- (3) 現存するまたは消滅した文化的伝統または文明の、唯一のまたは少なくとも稀な証拠。
- 登録基準について
- 登録年
- 1982年
- 公式オフィシャル・サイト
- ユネスコ / UNESCO 公式サイト内の Archaeological Site of Sabratha ページ
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