タドラルト(タドラット)・アカクスの岩絵遺跡群の解説・紹介
タドラルト・アカクスは、リビアの首都トリポリの南に約1000kmにもわたって連なるタドラート・アカクス山脈の谷間にあるリビア西部の砂漠地帯です。
アルジェリア国境にも近い、このタドラルト・アカクス地域には、紀元前12000年頃から西暦100年頃に至るまでにタドラット・アカクス山脈の岩肌に描かれた岩絵が、多数、残されています。
岩絵には、ゾウ、キリン、水牛、ウマ、レイヨウ、ダチョウ、羊、ラクダや、馬に乗った人などが描かれています。当時、あたりは緑豊かなサバンナ地帯で、狩猟や牧畜中心の生活が行われていたことを示す貴重なものです。
また、音楽や舞踊といった日常の様々な生活風景も描かれている岩絵もあり、いったいどのような音楽だったのか、興味をそそられますね!
- 名称 / 英語名
- タドラルト・アカクスの岩絵遺跡群 / Rock-Art Sites of Tadrart Acacus
- 種別
- 文化遺産
- 登録基準
-
(3) 現存するまたは消滅した文化的伝統または文明の、唯一のまたは少なくとも稀な証拠。
登録基準とは? - 登録年
- 1985年
- 公式オフィシャル・サイト
- ユネスコ / UNESCO 公式サイト内の Rock-Art Sites of Tadrart Acacus ページ
お勧め参考書籍
最新!タドラルト・アカクスの岩絵遺跡群写真ギャラリー
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