サンダーバンズ(シュンドルボン)の解説・紹介
サンダーバンズ(シュンドルボン / Sundarbans)は、バングラデシュの南西部のクルナ州(インド・ベンガル州にまたがる)にある世界最大級のマングローブの群生地帯です。
ベンガル湾沿いのガンジス川、ブラマプトラ川、メジナ川流域のデルタ地帯を形作る 総面積100万haにも及ぶ大森林地帯です。
この内、62%にあたる57万7,000haがバングラデシュ側にあり、泥が平たく蓄積した湿地帯には数千の川と水路、入り江が複雑に入り組んだマングローブの群生地帯です。
そこには、シカやワニ、サル、ベンガルトラ、インド・パイソン(ニシキヘビ)などが棲息しており、240種類以上もの鳥類が確認されており、見事な生物多様性を誇っています。
バングラデシュ側は、そのほとんどの地域が政府によって保護されており1997年に世界遺産(自然遺産)に登録されました。
なお、「サンダーバンズ(シュンドルボン)」とはベンガル語で「美しい森」という意味で、ヒンディー語ではスンダルバンと呼ばれます。
2007年11月にバングラデシュを直撃したサイクロンにより甚大な被害を受けたように、夏場はサイクロンがあるため、入域は乾季に限られています。
- 名称 / 英語名
- サンダーバンズ(シュンドルボン) / The Sundarbans
- 種別
- 自然遺産
- 登録基準
-
(9) 陸上、淡水、沿岸および海洋生態系と動植物群集の進化と発達において、進行しつつある重要な生態学的、生物学的プロセスを示す顕著な見本であるもの。
(10) 生物多様性の本来的保全にとって、もっとも重要かつ意義深い自然生息地を含んでいるもの。これには科学上または保全上の観点から、すぐれて普遍的価値を持つ絶滅の恐れのある種の生息地などが含まれる。
登録基準とは - 登録年
- 1997年
- 公式オフィシャル・サイト
- ユネスコ / UNESCO 公式サイト内の The Sundarbans ページ
サンダーバンズ(シュンドルボン)の詳細地図
緯度:21.95 経度:89.18
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