マラッカ海峡の歴史的都市群：マラッカ（ムラカ）とジョージタウン

マラッカ海峡の歴史的都市群：マラッカとジョージタウンの解説・紹介

マレーシアのムラカ州（マラッカ州）の州都マラッカ（ムラカ）と、ペナン州の州都であるペナン島市の中心部の地区であるジョージ・タウン (George Town) は、500年以上にもわたる東西貿易や文化の交流点として発展したマラッカ海峡の都市です。

港湾都市として発達を遂げたマレーシア最古の都であるマラッカには、政府関係の建造物群、セント・ピーターズ教会、スタダイス広場（オランダ広場）、ポルトガル広場、セント・ジョーンズ要塞など、マラッカ王国と16世紀初期のポルトガルとオランダによる植民地支配の時代の両方の歴史的な街並みが残されています。

一方、マラッカ海峡の入口に位置するジョージタウンは、シンガポールと同様、イギリスによるマレー支配である海峡植民地の一つで、18世紀末からのイギリス支配による植民地時代の面影を強く残しています。ジョージタウンという地名は、国王ジョージ4世に因んでいます。

マラッカ（ムラカ）とジョージタウンの2つの町は、ユニークな建築様式と文化的な町並みの都市景観を形成していることから、2008年にユネスコの世界遺産に登録されています。

Melaka 04/06 #3 / Uncle Saiful

Melaka 4 / Exile on James Street

melaka 04/06 #2 / Uncle Saiful

Melaka River, Melaka – Malaysia / Khalzuri

George Town – Fort George / roger4336

George Town – Elmslie United Church / roger4336

George Town – Heroes Square / roger4336

名称 / 英語名: マラッカ海峡の歴史的都市群：マラッカとジョージタウン / Melaka and George Town, historic cities of the Straits of Malacca
種別: 文化遺産
登録基準: (2)　ある期間を通じてまたはある文化圏において建築、技術、記念碑的芸術、都市計画、景観デザインの発展に関し、人類の価値の重要な交流を示すもの。
(3)　現存するまたは消滅した文化的伝統または文明の、唯一のまたは少なくとも稀な証拠。
(4)　人類の歴史上重要な時代を例証する建築様式、建築物群、技術の集積または景観の優れた例。
登録基準とは
登録年: 2008年
公式オフィシャル・サイト: ユネスコ / UNESCO 公式サイト内の Melaka and George Town, historic cities of the Straits of Malacca ページ

緯度：5.42 経度：100.35