オルホン渓谷

オルホン渓谷の解説・紹介

オルホン渓谷は、モンゴルの首都ウランバートルの西方約360 km、モンゴル中央部のオルホン川両岸に広がっている渓谷です。辺りは、2000年以上にも渡って遊牧民の伝統が営まれてきた地域です。

オルホン渓谷には、6?7世紀のトルコの史跡をはじめ、歴史上、重要な史跡が幾つも残されています。

8世紀には突厥のビルゲ・カガンがオルホン渓谷に「オルホン碑文」を建てています。この石柱の北方約40Kmには、ウテュケン山近くに遊牧民の拠点・オルドがあり、契丹人がオルホン渓谷を支配していた時代には、契丹の偉業を記録するため、3つの言語で刻み直されています。

辺りの山々は神聖視され、とりわけ聖なる森に覆われたウテュケン山は、祖霊が宿っていると信じられ特別に神聖視されてきました。

続いてモンゴル人も、この地に拠点を置いています。一大帝国を築いたチンギス・ハーンは、オルホン河畔のカラコルムに大西征の兵站基地を置き、第2代大ハーンのオゴデイは、1235年に宮殿・城壁を築いて首都に定めています。そのカラコルム都城跡が残されています。

その他、モンゴル初の仏教僧院のエルデネ・ゾー僧院、モンゴル宮殿跡があるドイト丘陵などのモニュメントがあります。

Erdene Zuu Monastery
Erdene Zuu Monastery / mikeemesser
Main Stupa, Erdene Zuu Monastery
Main Stupa, Erdene Zuu Monastery / frans16611
名称 / 英語名
オルホン渓谷 / Orkhon Valley Cultural Landscape
種別
文化遺産
登録基準
(2) ある期間を通じてまたはある文化圏において建築、技術、記念碑的芸術、都市計画、景観デザインの発展に関し、人類の価値の重要な交流を示すもの。
(3) 現存するまたは消滅した文化的伝統または文明の、唯一のまたは少なくとも稀な証拠。
(4) 人類の歴史上重要な時代を例証する建築様式、建築物群、技術の集積または景観の優れた例。
登録基準とは?
登録年
2004年
公式オフィシャル・サイト
ユネスコ / UNESCO 公式サイト内の Orkhon Valley Cultural Landscape ページ
Mongolia
Mongolia / tylerj_davis
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