マダラの騎士像 / Madara Rider

Madara Rider
Madara Rider / Klearchos Kapoutsis

ブルガリア北東部シュメン州のシュメンの東にあるマダラ高原。そこに高さが100メートルにも及ぶ岩山がそそり立っています。その中腹に「マダラの騎士像」と呼ばれる巨大な浮き彫り=レリーフが彫まれています。

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マダラの騎士像の解説・紹介

断崖に刻まれたレリーフは、縦2.5メートル、横3メートルという巨大なものです。騎士は、左手で手綱を握りしめており、右手の槍で馬の足元に横たわるライオンを突き刺している姿が描かれています。

騎士の前には鷲が飛び、後ろには犬が付き従っています。この情景は、戦勝を象徴的な形で描いたものと見なされています。

騎士像の周りには、中世のギリシャ語で3つの断片的な碑文が記されています。 ブルガリアの古典学者は、3つの碑文の内、最古の碑文は当時の王・テルヴェル(在位695年~721年)のもので、騎士像もその頃に描かれたものだ推測しています。

残る2つの碑文は、その後のハーンのクルム(在位796年~813年頃)とオムルタグ(在位814年~831年)に関わるもので、在位の順に刻まれたのだろうとしています。

テルヴェルは、内紛で窮地に陥っていた隣国ビザンツ帝国に軍を率いて乗り込み、ビザンツ皇帝の敵を追い払うことに成功。その見返りに、皇帝からバルカン山脈南部の支配権を獲得し、ブルガリアの領土を拡大した第一次ブルガリア帝国の伝説的な王です。

今日、刻まれた騎士は、伝説的な王・テルヴェルとする説をはじめ、古代トラキア人に結び付けてトラキア人の神を描いたとする説や、聖ゲオルギウスを描いたものだとする説などが立てられています。

そして何よりも、断崖の中腹、地上23メートルの高さに、どのようにしてレリーフが刻まれたのか? その製作方法は未だ解明されていません。

なお、マダラの騎士像は、現在のブルガリアで最高の栄誉とされる勲章にも描かれており、ブルガリア人にとって重要なシンボルとなっています。

Madara Rider
Madara Rider / Klearchos Kapoutsis

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名称 / 英語名
マダラの騎士像 / Madara Rider
種別
文化遺産
登録基準
(1) 人類の創造的才能を表現する傑作。
(3) 現存するまたは消滅した文化的伝統または文明の、唯一のまたは少なくとも稀な証拠。
(4) 人類の歴史上重要な時代を例証する建築様式、建築物群、技術の集積または景観の優れた例。
登録年
1997年
公式サイト
ユネスコ / UNESCO 公式サイト内の Madara Rider ページ

マダラの騎士像の詳細地図

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