カザンラクのトラキア人の墳墓 / Thracian Tomb of Kazanlak

カザンラクのトラキア人の墳墓は、ブルガリア中部の町、カザンラク近郊にある煉瓦造りの丸天井型のカタコンベ(地下墳墓)です。

そこは、バルカン半島の先住民族である古代トラキア人の首都だったセウトポリス近郊の場所で、トラキア人の王家の墳墓が数多く発見されています。

中でも、カザンラクのトラキア人の墳墓は、最も保存状態のいい壁画をもつ古代墳墓です。

第2次世界大戦中の1944年に、防空壕を作成していた兵士によって発見されました。1979年に世界遺産として登録されました。


IMG_1195 / Athena Lao
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カザンラクのトラキア人の墳墓の解説・紹介

カザンラクのトラキア人の墳墓は、墓地は紀元前4世紀にまで遡るもので、古代トラキアのオドリサ族の王セヴトス三世の家臣のために建てられたとされています。

墳墓は、大規模なトラキア人共同墓地の一部をなしており、狭い回廊と丸い埋葬室が特徴的で、煉瓦や石でできています。墳墓の床は、細かくボンペイ赤色のしっくいが塗られています。

そして、回廊や埋葬室は、2000年以上前に描かれた壁画で装飾されています。トラキア人の生前の戦闘の場面や、トラキア人夫婦がお互いの手首をつかみ、告別の身振りをしている様子、あるいは死へ旅立ちをするにあたり、楽器演奏やご馳走という華やかな宴で送られた様子などが描かれています。

これら非常に精密に描かれた壁画は、ギリシャ文化の影響を受けたヘレニズム時代のブルガリア美術を最良の保存状態で残されている傑作です。


Kazanlak’s tomb protective structure / Klearchos Kapoutsis

Thracian Tomb of Kazanlak / KLMircea

Thracian Tomb of Kazanlak / KLMircea
The tomb of Kazanlak
The tomb of Kazanlak / Klearchos Kapoutsis
名称 / 英語名
カザンラクのトラキア人の墳墓 / Thracian Tomb of Kazanlak
種別
文化遺産
登録基準
(1) 人類の創造的才能を表現する傑作。
(3) 現存するまたは消滅した文化的伝統または文明の、唯一のまたは少なくとも稀な証拠。
(4) 人類の歴史上重要な時代を例証する建築様式、建築物群、技術の集積または景観の優れた例。
登録基準とは
登録年
1979年
公式サイト
ユネスコ / UNESCO 公式サイト内の Thracian Tomb of Kazanlak ページ

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