ノヴゴロドと周辺の文化財 / Historic Monuments of Novgorod and Surroundings

ロシア

ノヴゴロドと周辺の文化財の概要

名称 / 英語名
ノヴゴロドと周辺の文化財 / Historic Monuments of Novgorod and Surroundings
種別
文化遺産
登録基準
(2) ある期間を通じてまたはある文化圏において建築、技術、記念碑的芸術、都市計画、景観デザインの発展に関し、人類の価値の重要な交流を示すもの。
(4) 人類の歴史上重要な時代を例証する建築様式、建築物群、技術の集積または景観の優れた例。
(6) 顕著で普遍的な意義を有する出来事、現存する伝統、思想、信仰または芸術的、文学的作品と、直接にまたは明白に関連するもの(この基準は他の基準と組み合わせて用いるのが望ましいと世界遺産委員会は考えている)。
登録基準とは?
登録年
1992年
公式オフィシャル・サイト
ユネスコ / UNESCO 公式サイト内の Historic Monuments of Novgorod and Surroundings ページ

ロシア最古の都市、ノヴゴロドと周辺の文化財の解説・紹介

ノヴゴロドは、ロシアの北西連邦管区のノヴゴロド州の州都で、イリメニ湖とそこから流れ出るヴォルホフ川に沿って位置する古都です。ノヴゴロドとは「新しい都市」といった意味ですが、実はロシア最古の都市です。

862年にスウェーデン・ヴァイキングのノルマン人・ルス族(ロシアの語源)の首長リューリクがノヴゴロドをスラヴ人を征服してロシア最初の国家を建設。このことから、「ロシア建国の地」と見なされ、1862年にリューリク即位1000周年を記念してロシア1000年記念碑が市内中心部に建立されています。

やがて、ノヴゴロドは商業・工業が盛んな自由都市、ノヴゴロド公国へと変遷。12?15世紀には、ヨーロッパとロシアとの交易の要衝として、商業都市として繁栄を極めています。後にモスクワが興隆するまでの間、ロシアの中心都市として機能します。

ソフィスカヤと呼ばれる西岸には、13基の塔を持つノヴゴロド城塞で囲まれており、11世紀建立の聖ソフィア大聖堂があります。

トルゴヴァヤと呼ばれるヴォルホフ川を挟んだ東岸は、ヤロスラブ宮廷跡、あるいは14世紀のスパソ・プレオブラジェーニエ教会(救済教会)などなど、中世の教会などの歴史的建造物群が、多数、残されています。

また郊外には、1030年に建てられたと言われるとユリエフ修道院があり、そのフレスコ画の美しさが知られています。

Russia, Novgorod
Russia, Novgorod / loriszecchinato
Russia, Novgorod
Russia, Novgorod / loriszecchinato
Russia_3189 - Kremlin of Novgorod
Russia_3189 – Kremlin of Novgorod / archer10 (Dennis)
Russia, Novgorod
Russia, Novgorod / loriszecchinato
Russia, Novgorod
Russia, Novgorod / loriszecchinato
Novgorod Veliki
Novgorod Veliki / Yuri Virovets

ノヴゴロドと周辺の文化財の詳細地図

 

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