ウランゲリ島保護区の自然体系 / Natural System of Wrangel Island Reserve

ウランゲリ島保護区の自然体系の解説・紹介

ウランゲリ島(Остров Врангеля)は、北極海の縁海の東シベリア海と、チュクチ海との間に浮かぶロシア領の島です。シベリア本土から約150キロメートル沖合に位置しています。

一年の大半は、白、黒、灰色の3色しかない極寒の地ですが、驚くほど多様な生物が生息しています。

ウランゲリ島は、ホッキョクグマの世界最大の繁殖地となっています。また、タイヘイヨウセイウチの世界最大の個体群が生息する場所でもあり、ハクガンのアジア唯一の繁殖地でもあります。

その他、シロフクロウ、ジャコウウシ、ホッキョクギツネ、トナカイが暮らし、タビネズミと海鳥の大規模な個体群も生息しており、その多様性から、“極北のガラパゴス諸島”とも言われています。

時間を遡れば、最後の氷河期にはマンモスが生息していたこともあります。

1976年にロシアが管理する自然保護区に指定され、2004年にはユネスコの世界自然遺産にも登録されています。

Natural System of Wrangel Island Reserve (Russia)
Natural System of Wrangel Island Reserve (Russia) / Jetske19
名称 / 英語名
ウランゲリ島保護区の自然体系 / Natural System of Wrangel Island Reserve
種別
自然遺産
登録基準
(9) 陸上、淡水、沿岸および海洋生態系と動植物群集の進化と発達において、進行しつつある重要な生態学的、生物学的プロセスを示す顕著な見本であるもの。
(10) 生物多様性の本来的保全にとって、もっとも重要かつ意義深い自然生息地を含んでいるもの。これには科学上または保全上の観点から、すぐれて普遍的価値を持つ絶滅の恐れのある種の生息地などが含まれる。
登録基準とは
登録年
2004年
公式オフィシャル・サイト
ユネスコ / UNESCO 公式サイト内の Natural System of Wrangel Island Reserve ページ

ウランゲリ島保護区の自然体系の詳細地図

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