モンゴル・アルタイ山脈の岩絵群

モンゴル・アルタイ山脈の岩絵群の解説・紹介

モンゴル・アルタイ山脈の岩壁画群は、モンゴルの首都ウランバートルの西方約1800km辺り、モンゴルとロシアと中国にまたがるアルタイ山脈のモンゴル側で発見された岩絵や葬祭遺跡です。

ツガーン・ザラー川とバガ・オイゴル川の合流域である、アッパー・ツアガン・ゴル、アリア・トルゴイという3つの地域の岩場や洞窟で発見された数多くの岩壁画や墓石から、12000年にもわたるモンゴルの歴史的発展・推移が分かる貴重なものです。

最も古い紀元前11000?6000年のものには、当時の鹿などの狩猟生活の様子が描かれておりその後の岩絵では羊やヤギの放牧生活の様子が描かれています。最も新しい岩絵は、紀元前1000年頃のスキタイ族の時代から、紀元7?8世紀頃のトルコ族の時代のもので、馬、ヤク、牛、ラクダの遊牧生活の様子が描かれています。

こうしてモンゴル・アルタイ山脈の岩絵群は、先史時代の北アジアの生活、風土などを理解する上で非常に重要な手がかりを与えてくれる遺産となっています。

名称 / 英語名
モンゴル・アルタイ山脈の岩絵群 / Petroglyphic Complexes of the Mongolian Altai
種別
文化遺産
登録基準
(3) 現存するまたは消滅した文化的伝統または文明の、唯一のまたは少なくとも稀な証拠。
登録基準とは?
登録年
2011年
公式オフィシャル・サイト
ユネスコ / UNESCO 公式サイト内の Petroglyphic Complexes of the Mongolian Altai ページ

モンゴル・アルタイ山脈の岩絵群の詳細地図

緯度:49.33 経度:88.40

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