リガ(リーガ)歴史地区の解説・紹介
バルト海沿岸の中央に位置するリガは、ラトビア共和国の首都。ラトビア最大の人口を持つ都市です。
バルト海交易の中心地として非常に繁栄し、旧市街には、当時の街並みや商人組合の建物が残されています。
新市街にも、20世紀初頭に建てられたアール・ヌーボー建築が300以上もあります。
リガの歴史を振り返ると、1200年にブレーメン司教アルベルトによって聖堂や兵舎が築かれました。1255年には大司教座が置かれました。
1282年に北ドイツの有力な都市連合のハンザ同盟に加わり、13~15世紀にバルト海東岸の商業の中心地として、ロシアと西ヨーロッパ地域を結ぶ交易を活発に行い、海運の中枢を担う商人の町として繁栄したのです。
そのため、旧市街には中世ドイツ、特にハンザ同盟時代の町並みが残されています。
町の中心部近くにあるリガ大聖堂をはじめ、聖ヨハネ聖堂、聖ペテロ教会堂は13世紀に建てらています。
リガ大聖堂は、その後18世紀まで増改築が繰り返されたため、ロマネスク、ゴシック、バロックなど、さまざまな建築様式が見られます。
こうして、リガは「バルト海の真珠」、「バルトのパリ」と讃えられる美しい港町となりました。
旧市街は1997年にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されています。
1997年に登録されたラトビアの世界遺産(文化遺産)で、タウガバ川がリガ湾に注ぐ河口より10kmほど遡ったところに位置する、首都リガの旧市街と新市街。
- 名称 / 英語名
- リガ歴史地区 / Historic Centre of Riga
- 種別
- 文化遺産
- 登録基準
-
(1) 人類の創造的才能を表現する傑作。
(2) ある期間を通じてまたはある文化圏において建築、技術、記念碑的芸術、都市計画、景観デザインの発展に関し、人類の価値の重要な交流を示すもの。
登録基準とは - 登録年
- 1997年
- 公式オフィシャル・サイト
- ユネスコ / UNESCO 公式サイト内の Historic Centre of Riga ページ

Town Hall Square. Riga. Latvia / Sergey Vladimirov

Sunrise over Riga / Desmond Kavanagh

Riga Lane / Desmond Kavanagh

Riga Latvia 452 elizabetes iela 10b / David Holt London

Riga Latvia 560 / David Holt London

Riga Latvia 430 / David Holt London

Riga Latvia 758 / David Holt London

Riga Latvia 623 italian embassy / David Holt London

Riga Latvia 701 / David Holt London
リガ歴史地区の詳細地図
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