マルタの巨石神殿群の解説・紹介
マルタの巨石神殿群は、地中海に浮かぶマルタ共和国内で発見された人類最古の石造建築物です。 地中海の中央部にあるマルタとゴゾの両島で、20世紀までに先史時代の神殿の遺跡が30ヵ所発見されています。
そのうち、ゴゾ島にあるジィガンティーヤ神殿、そしてマルタ島南部のターシエン神殿、ハジャーイム神殿、イムナイドラ神殿、スコルバ神殿、タハージュラ神殿の合計6つの神殿が世界遺産に登録されています。
ゴゾ島にあるジュガンティーヤ(Ġgantija)神殿は、神殿は新石器時代(紀元前3600年から2500年ごろ)に建設されたと見られ、マルタにある巨石神殿群の中でも最古のもの。
ジュガンティーヤ神殿は全長6m、重さ約20トンの石で構築されており、ゴゾ島の伝承によると、巨人がこれらの神殿を建て、礼拝所として使った、と伝えています。
神殿内の見学は自由ですが、日本語での説明などはありません。事前に国立考古学博物館を訪れておくといいでしょう。
考古学者らは、遺跡で見つかった多数の小像や彫刻がその信仰と結びついていると考えており、神殿は豊穣神崇拝の場だったと見られています。
しかしながら、巨石をどのような方法で運び、どのようにして積み上げて造ったのか、詳細は分かっていません。
- 名称 / 英語名
- マルタの巨石神殿群 / Megalithic Temples of Malta
- 種別
- 文化遺産
- 登録基準
-
(4) 人類の歴史上重要な時代を例証する建築様式、建築物群、技術の集積または景観の優れた例。
登録基準とは - 登録年
- 1980年
- 拡張年 1992年
- 公式オフィシャル・サイト
- ユネスコ / UNESCO 公式サイト内の Megalithic Temples of Malta ページ

Altars, Ġgantija / tpholland

Gozo. Ggantija Prehistoric Temple / John McLinden

Xewkija dome from Ġgantija Temples / tpholland

Boundary wall, Ġgantija / tpholland

Mnajdra porthole / tpholland

Ħaġar Qim / tpholland

IMG_5273.JPG / m e a n d r e a

Mnajdra Temple / tpholland

View from Mnajdra Temple / tpholland

Tarxien Temples / tpholland
マルタの巨石神殿群の詳細地図
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