ヴロツワフの百周年記念ホール / Centennial Hall in Wrocław

ポーランド
By: tomislav medak

ヴロツワフの百周年記念ホールの解説・紹介

ポーランド西部のシロンスク地方に位置する「百周年記念ホール」(ドイツ語:Jahrhunderthalle、ポーランド語:Hala Stulecia)は、 ライプツィヒの戦い(諸国民戦争)の百周年を記念する展示会のために1911年から1913年にかけて競馬場跡に建造された、コンクリートの巨大な多目的ホールです。

建築家のマックス・ベルクによって建立された建物は、内部の直径が69メートル、高さ42メートルの鉄筋コンクリート製の丸屋根構造を持ち、当時のコンクリート建築物としては最大のもの。

約6,000人収容の巨大な円形空間を持ち、「人民ホール」(Hala Ludowa) とも呼ばれています。

後の鉄筋コンクリート建築物に影響を与えたことから、人類の歴史上、重要な時代を例証するものとして2006年に世界遺産に登録されました。

壁は音響効果を考えて、木材またはコルクと混ぜたコンクリートの遮音層で覆われており、高所には装飾は一切なく、むき出しのコンクリートとなっています。

百年記念会館の西側には、古代の公会場を模して造られた大きな広場があります。

北側には、歴史的展示物を収めるために、1912年に建築家ハンス・ペルツィヒHans Poelzigによって設計された「四円蓋展示館Four-Dome Pavilion」と人工池を囲むコンクリートのパーゴラがあります。

なお、百年記念会館の建物内にはミュージアムもあります。

Wrocław, Hala Stulecia / Centennial Hall in Wrocław
Wrocław, Hala Stulecia / Centennial Hall in Wrocław / PolandMFA
名称 / 英語名
ヴロツワフの百周年記念ホール / Centennial Hall in Wrocław
種別
文化遺産
登録基準
(1) 人類の創造的才能を表現する傑作。
(2) ある期間を通じてまたはある文化圏において建築、技術、記念碑的芸術、都市計画、景観デザインの発展に関し、人類の価値の重要な交流を示すもの。
(4) 人類の歴史上重要な時代を例証する建築様式、建築物群、技術の集積または景観の優れた例。
登録基準とは
登録年
2006年
公式オフィシャル・サイト
ユネスコ / UNESCO 公式サイト内の Centennial Hall in Wrocław ページ
Wrocław :: European Cultural Congress :: Hala Stulecia / Centennial Hall
Wrocław :: European Cultural Congress :: Hala Stulecia / Centennial Hall / tomislavmedak
Wrocław, Hala Stulecia / Centennial Hall in Wrocław
Wrocław, Hala Stulecia / Centennial Hall in Wrocław / PolandMFA

ヴロツワフの百周年記念ホールの詳細地図

Wystawowa 1, 51-618 Wrocław, ポーランド

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