ポルト歴史地区の解説・紹介
ポルトガル北部の港湾都市・ポルト(Porto)は、首都リスボンに次ぐポルトガル第二の都市です。
大西洋に流入するドーロ川北岸の丘陵に位置しており、12世紀のポルトガル建国当時、既にポルトガルの代表的な商業の町として発展していました。ポルトガルという国名はこの町に由来しています。
街には、ロマネスク様式の聖歌隊席を持つ大聖堂やサン・フランシスコ聖堂、クレリゴス聖堂、典型的なマヌエル様式のサンタ・クララ聖堂など歴史的建造物がが点在しています。
ポルトの玄関口であるサン・ベント駅には、ポルトガルの歴史を描いたアズレージョと呼ばれる青タイルの壁画が飾られています。
中でも、ポルトに生まれたエンリケ航海王子が1415年に北アフリカのセウタを攻略した場面が有名です。
このポルトの港から大船団が大西洋に乗り出し、ポルトガルの大航海時代の幕開けとなりました。
このセウタ攻略の際、ポルトの市民は町中の牛肉を提供して、自分たちは残った内臓を食べたといわれます。
今日、ポルトの名物料理として知られる、牛の臓物と豆を白ワインで煮込んだモツ煮「トリッパ・ア・モーダ」の由来です。
また、18世紀にポルト港からイギリスに向けて特産ワインが輸出され、「ポートワイン(ポルト・ワイン)」と呼ばれて有名になりました。
ポルト・ワインは、ブドウを醸造してワインを作る過程でアルコール度数77度のブランデーを加えた酒精強化ワイン。ブランデーを加えることで、ブドウの糖分がアルコールに分解されずに残るために、ワインにはない甘みを持っており、デザート・ワインに最適です!
- 名称 / 英語名
- ポルト歴史地区 / Historic Centre of Oporto
- 種別
- 文化遺産
- 登録基準
-
(4) 人類の歴史上重要な時代を例証する建築様式、建築物群、技術の集積または景観の優れた例。
登録基準とは - 登録年
- 1996年
- 公式オフィシャル・サイト
- ユネスコ / UNESCO 公式サイト内の Historic Centre of Oporto ページ

Oporto / anyulled

Oporto / VoyaInternet

Igreja de São Pedro dos Clérigos – Recife, Brazil / TravelingOtter

Ex Libris / JAMoutinho

São Bento station / Yellow.Cat

Alfonso VII of León azulejo / Yellow.Cat

Tripas a moda do Porto / WordRidden
ポルト歴史地区の詳細地図
お勧め参考書籍
最新!ポルト歴史地区旅行写真ギャラリー
20,
‘type’ => ‘public’,
‘tags’ => ‘Oporto,travel’));
?>