フェラポントフ修道院の建造物群の解説・紹介
フェラポントフ修道院は、ロシア北西部のヴォログダ地方にある修道院です。2000年にUNESCOの世界遺産に登録されました。
ロシア正教修道院建築の中では、他に類を見ないほど保存状態が良いものの、アクセスが難しく、知られざる名所となっています。
1398年に聖フェラポントによって創建された後、1490年には、レンガ造りの生神女誕生聖堂も建設されています。
聖堂の内壁には1502年の大改修の際にフレスコ画家のディオニシウスの手によるフレスコ画が描かれています。
ディオニシウスは、後に“宗教画の天才”と呼ばれた画家で、見る者が感情移入しやすいよう非常に繊細に宗教画の大作が描れています。
1530年代には宝物館、食堂、生神女福音教会が建設され、1641年から1680年の間に3つの教会と鐘楼が建設されています。
現在、修道院は美術館となっています。
- 名称 / 英語名
- フェラポントフ修道院の建造物群 / Ensemble of the Ferrapontov Monastery
- 種別
- 文化遺産
- 登録基準
-
(1) 人類の創造的才能を表現する傑作。
(4) 人類の歴史上重要な時代を例証する建築様式、建築物群、技術の集積または景観の優れた例。
登録基準とは - 登録年
- 2000年
- 公式オフィシャル・サイト
- ユネスコ / UNESCO 公式サイト内の Ensemble of the Ferrapontov Monastery ページ
フェラポントフ修道院の建造物群の詳細地図
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