バイカル湖 / Lake Baikal

バイカル湖の解説・紹介

シベリア南西部を流れるアンガラ川をはじめ350もの河川が流入する水源となっているバイカル湖は、南北680km×東西幅約40-50kmにも及ぶ湖です。

最大幅は79km、世界最深の1742mという深さ、そして世界最古(2500万年前)の断層湖。湖水面の面積は31,494 km²と、琵琶湖のおよそ46倍にもなります。

水質も日本の摩周湖に代わり、世界最高の透明度を誇っており、1996年に世界遺産に登録されました。「シベリアの真珠」とも呼ばれています。

バイカル湖の水はエニセイ川の支流であるアンガラ川へ流れ出て北極海に達します。水量は常に豊富で、湖には奄美大島に匹敵する最大のオリホン島(面積730km²)を始め22の島々があります。

バイカル湖には、水生哺乳類のバイカル・アザラシなど100を超えるバイカル生物群など固有種も多く、珍しい淡水魚等が生息する動植物の宝庫。「ロシアのガラパゴス」ともいわれます。

その一方、バイカル湖がある東南シベリアは、石炭、鉄鉱石、森林などの資源の宝庫のため、資源開発による環境破壊、あるいは湖の周辺部に立地する紙パルプ工場などの工場排水の流入や森林への殺虫剤散布の影響などから水質汚染の問題が深刻化しています。

バイカル湖への観光は、「シベリアのパリ」とイルクーツクからの半日ツアーがあります。

Lake Baikal
Lake Baikal / Sergey Gabdurakhmanov
名称 / 英語名
バイカル湖 / Lake Baikal
種別
自然遺産
登録基準
(7) ひときわすぐれた自然美及び美的な重要性をもつ最高の自然現象または地域を含むもの。
(8) 地球の歴史上の主要な段階を示す顕著な見本であるもの。これには、生物の記録、地形の発達における重要な地学的進行過程、重要な地形的特性、自然地理的特性などが含まれる。
(9) 陸上、淡水、沿岸および海洋生態系と動植物群集の進化と発達において、進行しつつある重要な生態学的、生物学的プロセスを示す顕著な見本であるもの。
(10) 生物多様性の本来的保全にとって、もっとも重要かつ意義深い自然生息地を含んでいるもの。これには科学上または保全上の観点から、すぐれて普遍的価値を持つ絶滅の恐れのある種の生息地などが含まれる。
登録基準とは
登録年
1996年
公式オフィシャル・サイト
ユネスコ / UNESCO 公式サイト内の Lake Baikal ページ
Lake Baikal
Lake Baikal / Sergey Gabdurakhmanov
Sunset on Lake Baikal
Sunset on Lake Baikal / Sergey Gabdurakhmanov
Witness To
Witness To / Quinn Ryan Mattingly
Siberia 1990: Lake Baikal At Listvyanka.
Siberia 1990: Lake Baikal At Listvyanka. / Jim Linwood
Siberia 037
Siberia 037 / rapidtravelchai
Boat on Lake Baikal
Boat on Lake Baikal / -5m
O_o
O_o / Sergey Gabdurakhmanov

バイカル湖の詳細地図

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