ニンガルー・コースト / Ningaloo Coast

ニンガルー・コースト（海岸）の解説・紹介

オーストラリア西海岸にあるニンガルー・コーストは、パースの北おおよそ1,200キロメートルに位置する珊瑚礁の海岸です。

東インド洋の海域とオーストラリア大陸の陸域の構成資産から成る海岸で、ニンガルー・リーフと呼ばれる珊瑚礁の長さは260キロメートルにも達し、オーストラリアのみならず世界でも最大規模クラスの珊瑚礁です！

ニンガルー・コーストの陸域は、カルスト地形に網の目状に張り巡らされた地下の洞窟群と水路群から構成されています。

一方、海域には、イルカ、マンタ、ウミガメ、ジュゴン、ザトウクジラなど数多くの海洋種が生息しており、珊瑚の産卵が終わりオキアミなど小さな生物が集まる毎年4月～6月には、現生最大の魚として知られているジンベエザメが、定期間、生活を営んでいる場所です。

多様な絶滅危惧種を含む海洋と陸域の類いない生物多様性を育んでいるニンガルー・コーストは、エコ･ツーリズムに関して活発な議論が行われた場所として知られています。

The sun goes down / Julie Edgley

名称 / 英語名: ニンガルー・コースト / Ningaloo Coast
種別: 自然遺産
登録基準: (7)　ひときわすぐれた自然美及び美的な重要性をもつ最高の自然現象または地域を含むもの。
(10)　生物多様性の本来的保全にとって、もっとも重要かつ意義深い自然生息地を含んでいるもの。これには科学上または保全上の観点から、すぐれて普遍的価値を持つ絶滅の恐れのある種の生息地などが含まれる。
登録基準とは
登録年: 2011年
公式オフィシャル・サイト: ユネスコ / UNESCO 公式サイト内の Ningaloo Coast ページ

Close encounter / Julie Edgley

Snorkelling with the whale shark / Julie Edgley

Ningaloo coast road / lin padgham

Catch of the day / Julie Edgley

Taking flight / Julie Edgley