チキトスのイエズス会伝道所群の解説・紹介
ボリヴィア東部のサンタ・クルス県に位置するチキトスに、 17?18世紀に隣国から移住したイエズス会の宣教師が、 先住民のインディオの保護とキリスト教改宗を目的としたレドゥクシオンと呼ばれる教化集落と イエズス会の伝道施設を開きました。
レドゥクシオン(教化集落)には、装飾豊かなファサードと彫刻がなされた木造の柱で飾られた 聖堂が建てられ、広場、住居、農園、学校、墓地などの施設が整備されました。
しかし、1767年にスペイン国の命令で、イエズス会宣教師は追放され 、1825年のボリヴィア独立とともにレドゥクシオンは閉鎖されてしまいました。
世界遺産の対象となったのは、チキトスに残る6つの伝道所、 サン・フランシスコ・ハビエル(サン・ハビエル)、コンセプシオン、 サンタ・アナ、サン・ミゲル、サン・ラファエル、サンホセ・デ・チキトスです。
世界遺産への登録を踏まえて、ボリビア当局と非営利組織は、 チキトスでの一大観光プログラム「チキトスのルネサンス・バロック音楽祭」を 開催しています。
- 名称 / 英語名
- チキトスのイエズス会伝道所群 / Jesuit Missions of the Chiquitos
- 種別
- 文化遺産
- 登録基準
- (4) 人類の歴史上重要な時代を例証する建築様式、建築物群、技術の集積または景観の優れた例。
- (5) ある文化(または複数の文化)を代表する伝統的集落、あるいは陸上ないし海上利用の際立った例。もしくは特に不可逆的な変化の中で存続が危ぶまれている人と環境の関わりあいの際立った例。
- 登録基準について
- 登録年
- 1990年
- 公式オフィシャル・サイト
- ユネスコ / UNESCO 公式サイト内の Jesuit Missions of the Chiquitos ページ
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