コミの原生林の解説・紹介
コミの原生林は、ロシア連邦コミ共和国内のウラル山脈北部に広がる原生林です。永久凍土のツンドラおよび山岳地帯で、その面積は32,800 km² にも及び、ヨーロッパ最大級の原生林です。
コミの原生林一帯は、ロシアのペコラ=イリチ自然保護区(Pechora-Ilych Nature Reserve)とユグド=ヴァ国立公園(Yugyd Va National Park)となっており、原生林はシベリア種のトウヒ、モミ、カラマツ、トドマツなどの針葉樹やポプラ、から成ります。トナカイ、クロテン、ミンク、ユキウサギなどの哺乳類も見られます。
コミの原生林一帯は、過去50年以上に渡って観察・研究されてきており、針葉樹林帯のタイガにおける生物多様性に影響する自然環境の貴重な証拠を提供してきました。
- 名称 / 英語名
- コミの原生林 / Virgin Komi Forests
- 種別
- 自然遺産
- 登録基準
-
(7) ひときわすぐれた自然美及び美的な重要性をもつ最高の自然現象または地域を含むもの。
(9) 陸上、淡水、沿岸および海洋生態系と動植物群集の進化と発達において、進行しつつある重要な生態学的、生物学的プロセスを示す顕著な見本であるもの。
登録基準とは - 登録年
- 1995年年
- 公式オフィシャル・サイト
- ユネスコ / UNESCO 公式サイト内の Virgin Komi Forests ページ
コミの原生林の詳細地図
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