古都スクレの解説・紹介
標高2790mに位置するスクレは、16世紀、ポトシで産出した銀を管理するためスペインによって建設された街です。当時の街の名は、Ciudad de la Plata de la Nueva Toledo。1826年のボリビア建国から1890年まではスクレが名実ともにボリビアの首都で、現在も憲法上の首都となっていますが、事実上、現在の首都はラパスとなっています。
スクレは、1825年8月6日にボリビア独立の調印が行なわれた場所で、1839年にボリビア独立の父、ボリビア初代大統領であるアントニオ・ホセ・デ・スクレにちなんで「スクレ」と改名されています。
スクレには、16世紀に建造されて以来、蓄積されてきたコロニアル様式の古い町並みが残っています。白く美しい建物が多いため、「白の街」と呼ばれることもあります。
スクレは「化石」でも有名です。1996年にフランスのセメント会社が工場を造ろうとした際、恐竜の足跡の化石が発見。後の調査で、1mもある獣脚類や竜脚類の足跡も数多く発見され、足跡の化石群としては世界最大といわれています。
また、伝統的な民族衣装と祭りで有名なタラブコの町へは、スクレからバスなどで行くことができます。
- 名称 / 英語名
- 古都スクレ / Historic City of Sucre
- 種別
- 文化遺産
- 登録基準
- (4) 人類の歴史上重要な時代を例証する建築様式、建築物群、技術の集積または景観の優れた例。
- 登録基準について
- 登録年
- 1991年
- 公式オフィシャル・サイト
- ユネスコ / UNESCO 公式サイト内の City of Potosi ページ

Prefeitura de Sucre / Valdiney Pimenta

sucre_arcos / victorsounds

Arcos de la Plaza de San Francisco, Sucre / pandrcutts

Tiled Roofs and Cathedral – Historic Center – Sucre – Bolivia / Adam Jones, Ph.D.
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