バゲルハット(バゲラート)のモスク都市の解説・紹介
バゲルハットのモスク都市は、バングラデシュ南部のクルナ州のバゲルハット郊外にある遺跡です。モスクやタダルガー(霊廟)など50にも及ぶ建造物が散在しています。
モスクなどh13~18世紀に建立されていますが、ことに15世紀前半、あたりを開拓した王、カン・ジャハンにより造営されたモスク群の遺跡がメインとなっています。そのほとんどが煉瓦造りのカン・ジャハン様式で作られています。
カン・ジャハン様式は、ムスリム様式とデリーのトゥグルク様式が混合した建築様式で、他のイスラム圏にはないユニークなもの。トルコ系のウルグ・カン・ジャハン王により提唱されたものです。
中でも1459年に建立されたシャイト・ゴンブス・モスクは、カン・ジャハン様式を見事に反映しており、ムガル帝国期以前のモスクの中ではバングラデシュ最大規模のモスクです。なお、名称の「シャイト・ゴンブス」はベンガル語で「60のドームを持つモスク」を意味しており、その名のとおり、屋根には60のドームが並んでいます。

Women’s Waiting Area – Mosque – Bagerhat, Bangladesh / joiseyshowaa

Shait Gumbad Mosque / John Pavelka

60 Tomb Mosque, Bagerhat, Bangladesh / A. K. Azad
- 名称 / 英語名
- バゲルハットのモスク都市 / Historic Mosque City of Bagerhat
- 種別
- 文化遺産
- 登録基準
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(4) 人類の歴史上重要な時代を例証する建築様式、建築物群、技術の集積または景観の優れた例。
登録基準とは - 登録年
- 1985年
- 公式オフィシャル・サイト
- ユネスコ / UNESCO 公式サイト内の Historic Mosque City of Bagerhat ページ
バゲルハットのモスク都市の詳細地図
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