ホレズ修道院の解説・紹介
ホレズ修道院は、ルーマニア南部のカルパチア山脈のふもと、オルテニア地方ヴルチェア県にあるルーマニア正教会の修道院です。
ホレズ修道院は、領主だったワラキア公国の君主ブルンコンスタンティン・ブルンコヴェアヌ公によって1691年に着工され、1697年に完成。ブルンコヴェアヌ公も自らの住居として使用しました。
修道院は、主聖堂のカトリコンを中央に、5つの聖堂が東西南北にギリシア十字をかたどって配置され、美しい白い石造りの各聖堂には、ルーマニアの伝統とバロック様式が融合した独創的なデザインの装飾がが施されています。
領主の名前に因む「ブルンコヴェネスク様式」と呼ばれています。質素でありながら気品があり、優美さを感じさせるところが高く評価されています。
ホレズ修道院には、当時の教会で使われた道具、4,000冊の本、絵画などのコレクションがあります。
また、修道院内の壁は、聖書に書かれている場面や聖人の姿を描いたフレスコ画で埋め尽くされています。
現在も、40名あまりの修道女が白く美しい建物の中で静かに祈りと献身の日々を送っています。修道院にはアトリエもあり、修道女たちがイコンを描いています。
- 名称 / 英語名
- ホレズ修道院 / Monastery of Horezu
- 種別
- 文化遺産
- 登録基準
-
(2) ある期間を通じてまたはある文化圏において建築、技術、記念碑的芸術、都市計画、景観デザインの発展に関し、人類の価値の重要な交流を示すもの。
登録基準とは - 登録年
- 1993年
- 公式オフィシャル・サイト
- ユネスコ / UNESCO 公式サイト内の Monastery of Horezu ページ
ホレズ修道院の詳細地図
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